小規模飲食事業者 HACCP(ハサップ)実践ストーリー

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小規模飲食事業者 HACCP(ハサップ)実践ストーリー

2019/11/20

食品衛生法改正法 施行前実践による体制強化と効果

小規模飲食事業者 HACCP(ハサップ)実践ストーリー ②-1

小規模飲食事業者 HACCP(ハサップ)実践ストーリー ②-1

食品衛生法改正/施行前実践による体制強化と効果

第1回目では、チーム編成についても話をしました。
本格的なHACCPではチーム編成は必須なのですが、
小規模食品事業者さんについては必須ではありません。

 

ただ、ある程度の組織編成はしておくべきです。
今回は下記のようなイメージで皆さんに考えて頂くことにしました。

 

[1]リテールHACCP 実行チーム
①記録係②補佐③管理係④リーダー⑤補佐⑥企画係
 ※全員の場合もあれば、複数、単独の場合もあり

[2]マーケテイング 実行チーム
基本全員で実行ですが①リーダーと②リーダー補佐
③数字管理係④リサーチ係⑤資料まとめ係⑥販促係

 

本来[2]のマーケティング実行チームなどの設定は
ハードルが上がってしまいますので、こちらはできれば…
ということになりました。

 

また、下記の内容も提案しました。

折角、リテールHACCPを実行するのですから、
実行部隊であるスタッフの皆さんにも励みになることが
ないかを考えました。

内容的には「業務のゲーム化」です。

 

なぜ、大人でもゲームに夢中になるのか?
それは楽しいからです。
私もゲーム化については、その道の先駆者であるコンサルの方の
講習などに参加させて頂き、納得のいく部分も多くあり、
今回、業務のゲーム化を提案させて頂いたわけです。

 

私の考えた業務のゲーム化は2つです。

一つは、表彰制度の導入
二つ目は、報酬制度の導入です。

どこの会社でも上記は実施されているかと思います。
でもゲーム化という、もっとラフな感じのものをイメージしました。

個人的には職種によって違うとは思うのですが、アルバイトや
パートさんが多い飲食店さんでは、ラフな感じの業務のゲーム化は
向いているように思ったからです。

 

もちろん、私はコンサルタントではなく、あくまで道先案内人です。
つまり、過去の事例で成功しているので、
同じようなことをしましょう!とか、指導はしません。

ですので、ボールはスタッフの皆さんに投げて、
ボールを受け取ったスタッフの皆さんとキャッチボールを
しながら、やるべきことを決めていきます。

 

あくまで、決定権はお店の皆さんなのです。

 

私が「こんなことはどうですか?」「その理由や裏付けはこうなんです」という
提案をさせて頂いて進めていきます。

第1回目では、そんな感じでも進めていけるといいですね…というところで
終わりました。

 

最後にナレッジ見える化ミーティングというミーティングを軽くしました。
このナレッジ見える化ミーティングについては、
次の第1回[B]人間力&マーケティング関連①の勉強会の内容で
詳しくお話したいと思います。